ゴールドコースト朝活ブログ

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バランスを整えてパフォーマンスを上げるための裏技

どうもきっちょむです。

 

肩が凝ったとか、腰が痛いなんてこともあるでしょうし、ランニングやウォーキングをしていて膝や足首に違和感を感じたりすることもあるでしょう。

そんな風に体が不調を訴えた時どうしていますか?

マッサージをしてみたり、サロンパスやアンメルツヨコヨコって感じですかね。

 

 

それって実はストレス発散だ!って週末にお酒を飲んだりカラオケ行ったりして結局何も解決していないのと一緒なんです。

 

それじゃ、どんな方法がいいの?ってことなんですが、ほとんどの人が病院に行ってお医者さんに見てもらっていると思います。

しかし病院に行くくらいひどい症状の場合は既に手遅れだったり、年齢を重ねて発症するケースが多いようでそんな場合は手術を勧められるようです。

でも実はそれってほとんど体のバランスが崩れていることから起きているケースが多いそうです。

そうならないためにも今回は体の関節などの不調に対しての正しいアプローチの仕方について学んだことを書いてみたい思います。

 

 

 

走ると足が痛いのが当たり前だと思っていた・・・

 常日頃から走るのが楽しくないとウダウダ言っている僕ですが、それもそのはず走ると必ずどこかが痛いんですよ。

ふくらはぎが恐ろしく張って次の日歩けないなんてこともあるし、膝が痛いとか、裏モモが痛いとかそんなことばっかりでした。

これはなんかおかしいと思ってゴールドコースト屈指のランナーであるKパイセンに聞いてみました

 

Kパイセン「そんなもんですよ、だから走りながら体の動かし方を考えるんですよ」

きっちょむ「ちょっとよくわかんないです。」

K「痛いってことはうまく使えてなかったり、他に悪いところがあるから負担がかかってたりするんで、体の作りを考えて動かし方を変えるんですよ。」

「なるほど!論理はわかったけどやり方がわからん!」

 

で、試しにKパイセンに足を調べてもらったら足底筋という土踏まずの筋肉が小学生ぐらいしか無いという素敵な診断を受けました。

身長が180cmあって、体重75kgで足の裏にあるはずの筋肉が小学生並みとなると足の他の筋肉にかかる負担は相当なものなはず!ってなことでプロに足のことについて聞いてみました。

 

理学療法士ってどんなことをする人?

今回お会いしたのは理学療法士冨永琢也さん。  

日本から体への正しいアプローチを広めるためスポーツ大国オーストラリアへやってこられたまさにその道のプロです。

 冨永さんの活動は多岐に渡りますが、ここオーストラリアでは体の特に下半身への正しいアプローチを広める取り組みをされていらっしゃいます。

まずはその人の体の作りを理解するために歩き姿、立ち姿の確認はもちろん足型、骨の向き(足の骨が歪んでいたりねじれたりしてるなんて考えてもみませんでした。)を確認して正しくあるべき形、あるべき方向に直してあげる手助けとなるべくシューソールをオーダーメイドで作ってくれます。

人間の体はもちろん左右対称では無いのでどうしても歪みやバランスの崩れというのは生じてきます。

ところがこれを放っておくことで年齢を重ねるにつれて関節や筋肉、腱と言った箇所に不具合が出てきます。

また、そんな不具合を助長するのが正しく無い靴選びということになるのだそうです。

 

 

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 こんな感じで足型をとり、五指の向いている方向、またその付け根やくるぶし足首とのねじれなどを確認してくれます。

見た感じはとってもアナログなアプローチですが、しっかりと論理と経験に裏付けされたその知識と技術は見ても聞いても楽しいです。

非常にわかりやすくこちらが理解しやすいように話をしてくれるので本当に助かります。

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 これは僕の足型では無いのですが、小指が内側に向いていたりなんていうことがパッっと見ただけでもよくわかります。

 

現代人にありがちな足裏 

特に現代人に多いとされる問題点がオバケ小指だそうです。

どういうことかというと、足裏をフラットに床に置いて体重をかけた状態で小指が地面についていてもほぼ体重がかかっていないことから小指が心霊写真のように透けてしまっているんです。

そして、この足型のケースで言えば本来であれば母子球にかかっていなければいけない体重が小指川にかかっているので色が濃く出ています。

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 ちなみに僕の足型はこちら↓

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 見てわかるように小指は全くと言っていいほど見えませんね。

自分でも気づいていたのですが、一般的に日本人は足の幅が広いと言われていますが、僕は細いです。ただ、低いと思っていた足の甲は一般の方に比べると高いそうで、なかなか興味深い足だそうです。

そして顕著なのは母子球よりも人差し指側に体重がかかっているという点です。

これは足が潰れている証拠だそうで、これも現代人の柔らかすぎる足にありがちな症状だそうです。

本来足裏は硬いところは硬く、稼働する場所はきっちりと稼働するという風に役割があるはずなのですが小さな頃からの正しく無い靴選びであったり様々なことが理由で起きる弊害だそうです。

 

足裏を整えるということはバランスを良くするということ

シューソールをオーダメイドで作ってもらう過程で歩いている足の運びや、腰、肩の動きを確認していると同時に冨永さんが特に気にしていたんはバランスです。

このように片足で立ってみたり、ラウンジをしてみたりと言った動きをすることでシューソールの完成度がものすごくよくわかります。

シューソールを作っていく過程で幾度となくこの片足立ちとラウンジをするのですが徐々に自分のバランスが良くなっていくことが体感できるのはまさに感動です!

 

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正しい靴選びから始まる体作り

シューソールを作る前に大事なのはいい靴、自分にあった靴を選ぶということです。

冨永さん曰く最近の裸足感覚の靴であったりジョギングシューズというのは僕のように競技でタイムを狙ったり、ましてや足に痛みを訴えている人間には向いていないとのことでした。

じゃ、どんな靴がいいの?ってことなんですが簡単にまとめました。

  • しっかり足をホールドできる素材で紐を結んだ状態で中の足がフラフラしたり動いてしまわないもの
  • かかとのサポートがしっかりしていること
  • 土踏まずのサポートがしっかりしている

以上のことを踏まえた結果、僕が持っている On Cloud SurferとSaucony は決して悪い靴では無いのですが、僕の足に対してかかとのホールド性が低いことと、幅が広すぎることが理由で失格となりました。

そこで早速靴屋さんへ行ってかかとのホールド性と足の細さ、そして土踏まずのサポートのことを伝えたところ勧められ悩みに悩んで買った靴がこちら

      ↓

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[アシックス] ランニングシューズ GT-2000 NEW YORK 4 TJG939(旧モデル) 9690シルバーグレー/ブラック 28.0

 こちらの靴はちらっと見えていますがかかとの部分に黒いプラスチックのホールドと土踏まずのところには赤いホールドがあります。

そしてメッシュの柔らかい素材とは別にホールド性を確保するためにレザー素材が使われていて前に出ようとする足の動きを横に逃さないように設計されています。

足が横に逃げてしまうとそのぶん前に出ようとする推進力のロスとなるためこのサポートは大きいです。

 

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上から見るとこんな感じでかかとの部分が細くホールド性は抜群です。

トライアスロンの時には足を入れるのが手間取りそうだなとは思いますがトランジションでのロスはランで取り返せるはず! 

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そして足底筋が小学生な僕には必須な土踏まずのサポートです。

「これがあると無いとでは大きく違いますよ、これからの競技を続けていく上では外せないポイントですよ」と念を押されました。

履いてみた感想としてはクッションがすごい!

そして少し重たいのかな?と思いましたが、おそらく今まで履いていた靴は僕の走力を考えると軽すぎたのかもしれません。

まずは教えてもらったことを実直に遂行し、その上で経験と知識を自分なりに昇華したいと思います。

 

オーダーメイドだからこそできる歪みを整えるアプローチ

冨永さんのシューソール本当に多種多様な素材を組み合わせて作ります。

足の裏にある腱や骨、そして骨格筋に硬さや薄さまた温度によって変化する素材をどこに持っていくかでその結果足や腰、背中そして肩がどう動くかを考えて試行錯誤を繰り返されます。

とても楽しそうに「ここの骨をこうやって持ち上げあげると、ここの腱がこうなってするとこうだからあぁなって・・・。」ってまるでピラゴラスイッチ的なことをして人のカラダを整えている冨永さんはたから見ていても楽しそうでした。

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まとめ

 

今回はラン苦手を克服するために冨永さんのお力を借りたわけですが、本来こういった技術というのは人工関節を勧められてしまうようなご老人なんかにも正しい靴を選んでシューソールを作ってあげることで手術なんかせずに元の生活に戻れる手伝いができるそうです。

冨永さんの活躍でスポーツのパフォーマンスを上げるためにシューソールを作る人がここゴールドコーストでは増えていますが、怪我の予防や不調を治すためにといった目的ではまだまだシューソールのオーダーはそれほど多くないそうです。

驚くことに予防医療だなんだと昨今賑やかな日本でなぜ関節や骨格の歪みに対して予防対策があまり浸透していないのでしょう?

不思議で仕方がないのですが、どうも理学療法士ってお医者さんがいないと理学療法士ですよって言えなくて多くの理学療法士さんは指圧師などの肩書きを使われていてなかなかこう行った活動まで結びついていないのが現実だそうです。

ただシューソールを作ったからといって長い年月かけて歪んできた体はすぐには治らないのが現実で、ゆっくりとじっくりと時間をかけて正しい位置、正しい方向に向かうように修正するとても地道なアプローチになります。

スポーツのパフォーマンスを上げたい!や体の不調を改善したいなどの悩みがあったらぜひ理学療法士さんに相談してみてください。

きっとピタゴラスイッチ的な方法で体のバランスを整えてくれるはずです。